【くま子の冒険 11】

2007-03-25(Sun)
6月14日
 今日は、シェフィーダ先生の家で勉強することになってるけど、どうせ何も教えてくれないだろうからサボっちゃおう。
 と、街の中を散策していたら雨が降ってきた。
 サボったことへの天罰なのかな。
 「伝説の武器屋」という変な店を発見したので、雨宿りのついでに入ってみた。
 店の中には、剣や槍などの武器がたくさん並べてあった。
 この店、本当に武器屋みたい。
 「おや、こんな時間に珍しいお客さんだね」
 店の奥のカウンターには、白髪白髭の爺さんがいた。
 「まだ学校の時間じゃないのかね?」
 「さ、さぁ……」
 何だか小言を言われそうな雰囲気だし、さっさと退散しよう。
 「おじゃましました~」
 「待ちなさい。雨脚が強くなってきたようだし、ゆっくりしていきなさい。お嬢ちゃんが喜びそうなものは置いてないがね」
 爺さんは、ボクが勉強をサボっているコトをとがめるつもりはないみたい。
 ざーざー降りの雨の中を帰るのも嫌だったから、しばらくここで雨宿りすることにしよう。
 店の中をぼんやり眺めていると、爺さんが小汚い紙の束と睨めっこしているのに気がついた。
 「何を見てるの?」
 「宝のありかを示した書状じゃよ」
 「宝!?」
 「宝と言っても武器のことだがね」
 爺さんの話では、大昔に作られたすごい力を秘めた武器が、まだどこかに隠されたままになってるらしい。
 ちょっと興味はあるけど、漠然としすぎていてどこまで信用できる話なのかわからないなぁ。
 それからしばらくして雨脚が弱まってきたので、爺さんに傘を借りて帰宅。
 完璧に勉強をサボっちゃったけど、博士にばれたら怒られるかなぁ……。
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