【くま子の冒険 72】

2007-10-21(Sun)
8月14日
 今日も早朝から移動。
 敵の前進基地のボスを倒したから追撃される可能性は少なそうだけど、村のほうの守りが手薄になってるから早く帰らないとね。
 魔物はアウカイア以外にも存在しているわけだしね。
 それにしても、みんな昨日の戦闘で心身ともに疲れているらしく暗い顔で歩いている。
 そんな中で、村の若い男が皆に聞こえるようにジュガラッザに対して批判めいたことを言い始めた。
「あいつは、自分では戦いもしないくせに偉そうに命令しやがる。むかつくぜ」
 周囲の人間も、その若い男に同調している感じ。
 そういえばジュガラッザ派の人は、今回の戦闘には参加してないみたい。
 誰も止める者がいないから批判は過熱してジュガラッザのプライベートなことにまで踏み込んでいく。
 でも、よくよく聞いてみると、この若い男はジュガラッザが自分のものにならないのが悔しくてジュガラッザを批判しているような節が感じられるね。
 ジュガラッザは、ボクと似ていて男にあまり興味が無いみたいなんだよね。
 逆に女子を優遇しているような点は確かにある。
 若い男どもは、それが気に入らないんだろうね。
「そんなに文句があるならジュガラッザに直接言ったらどうだ」
「………………」
 このままずっとジュガラッザ批判が続くのかと思ったら、中年の男の一言で批判の声は聞こえなくなってしまった。
 この中年の男は、確かアディンギラブって名前だったかな。
 村の中にも強い人が数人いるんだけど、その内の一人だね。
 実力があるだけに大人の余裕を感じさせる人だなぁ。
 で、その後は何事もなく平穏無事に進んだよ。
 ヘルトサングは自分たちの村に戻り、ボクらもカンディルマの村へ向かう。
 途中、若者たち数人が食料調達と称してどこかに行ってしまったけど、男女のペアだったから別のことをしにいったに違いない。
 こっそりついて行ってデジカメで撮ってやろうかと思ったけど、ドゥトゥスミに引き止められてしまった。
 そんなドゥトゥスミなんだけど、夜営の時に若い男と2人きりで闇の中に消えていった。
 えー、ドゥトゥスミは男色系の人なの?!
 まぁ、村の男女比は3対1くらいで男が余ってるから、そっちの方向に行ってしまう人がいても不思議じゃないけど、ドゥトゥスミってサブリーダー的な存在だし戦闘力もあるし、女子に人気ありそうだし、意外だっ。
 まぁ、何にしても戦場では役に立たないけど村の人口増加の為に若者たちは頑張ってるってことだね。
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