【くま子の冒険 79】

2007-11-14(Wed)
8月21日
 今日も朝からカンディルマを目指して全力疾走。
 お昼前にはカンディルマの巨大な樹のかたまりに到着した。
 そして、村人に迎え入れられ樹の地下に作られた牢屋に入れられてしまった。
 なんで~?!
 しばらくしてマタドゥドゥが牢の外から話しかけてきた。
「ジュガラッザを辱めた罪です」
「辱めてなんかないこともないけどさ~、ジュガラッザから迫ってきたんだし」
「ジュガラッザは、あなたが奔走して嘆き悲しんでおられたのですよ」
「そんなこと言われても、ボクだって帰らないといけないし……」
「ジュガラッザは、あなたのことを愛しているのですよ」
「そんなこと言われても……」
 ううむ、愛してるなんて言葉を間接的にでも言われたのは初めてだっ。
 何だかくすぐったいような複雑な気分だなぁ。
「って、そんなこと言ってる場合じゃないんだってば! ヤバイことになりそうなんだよ~っ!」
「ジュガラッザを愛し、守り続けると約束するまで、ここから出すわけにはいきません」
「何だよ~。そんな真面目なこと言いながら、本性は後ろの穴をいじられるのが大好きな変態のくせに~」
「なっ、大好きではありません!」
「この前は、大悦びして涎は垂らすわ、潮は吹くわの大洪水だったじゃん。もう一度、してあげようか~?」
「…………」
 マタドゥドゥは顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
 可愛い~。でも、言葉責めは逆効果だったらしく、マタドゥドゥは何も返事をしてくれなくなってしまった。
「アウカイアが攻めてくるんだってば! みんなに伝えてよ!」
「…………」
「本当なんだってば! ウソじゃないんだよぅ!」
「…………」
「どうしたらいいのさ~?」
「…………」
 マタドゥドゥは、一瞬、ボクのほうをチラッと見て、また目を伏せてしまった。
「あ、わかった! 後ろの穴をいじってほしいんだ! おっけー。こっちにお尻を出してみてよ」
 マタドゥドゥは手で耳まで塞いでしまった。
 うあ~! チラッとボクのほうを見たのは、誘ってるわけじゃなかったのか。
 ……ま、当たり前か。
「しばらく頭を冷やしてください」
 マタドゥドゥはそう言って、牢の前から立ち去ってしまった。
 ダメな選択肢を選んでバッドエンドな感じだね。
 でも、数時間後、ジュガラッザがやってきた。
「クマコ! 戻ってきてくれたのだな! すぐに出してやるのだ」
「いけません。また逃げられてしまいます」
「クマコを牢に入れておくなど、私には耐えられぬのだ」
「しかし……」
「良いのだ。すべて三途の川に流すのだ」
「水に流すの間違いでは……」
「そう、そう言いたかったのだ」
 ジュガラッザのお陰で牢から出られたけど、ボクは飼い犬のように首に縄をつけられてしまった。
 何だこれ。
 一応、ジュガラッザにアウカイアの襲撃があると伝えたけど、ジュガラッザはボクが戻ってきたことのほうが重要らしく、聞き流されてる感じ。
 こんなことで大丈夫なのかな、この部族は……。
 結局、アウカイアの襲撃が迫ってるとは思えないような、まったりとしたエロい夜を過ごすことになってしまった。
 マタドゥドゥは、なんだかんだいって後ろの穴で大喜びしてたね。
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